来年で50歳。
今まで生きてて、死にたいと思ったコトあるか?と問われれば、3回あったと答えられる。
1回目は14歳の時。
とにかくいじめを受けるコトがひどくて、人生で、初めて死にたいと考えた。
2回目は19歳の時。
最初に勤めた会社の業務別研修の時に、先に研修を受けていた女性社員にフラレた時。
失恋で命を落としていたのでは、命がいくつあっても足りないが、その時はそういう思考だった。
死ぬコト自体は避けたが、業務別研修自体が無気力なモノに変わった事実は表現が難しい。
3回目は32歳くらいの時。
2度目に勤めた会社の残業時間数が、とにかく多すぎた。
意を決して退職したい旨を告げた時の上司の振る舞いは、これもまたひどかった。
だが、『ああ、死ななくて良いんだ。 助かった。』
と言う、救われた気持ちにもなった。
自ら命を絶つ者。
病で力尽きた者。
事件・事故で不本意な最期となった者。
生き残った者が出来るコト。
冥福を祈る。
それが仁義というモノだろう。
『仁義』と言う単語には、色々な意味があるが、この場合は、
『他人に対して欠かせない礼儀上の務め』と捉えて貰えればと思う。